文責 西邑裕子
日 時:2003年7月20日(日)10:00〜12:30 場所:加茂市立七谷中学校
参加者:高縁奈緒、岩崎志保美、藍澤まき子、関根朋子、西邑裕子:計5名&関根先生の息子さん、西邑の娘
内 容: 1.模擬授業 関根・・「音楽」ボール回しで自己紹介
岩崎・・「英語」「自己紹介」
藍澤・・「国語」「だるまちゃんカルタ」
藍澤・・「国語」「漢詩」
関根・・「音楽」「うみ」
西邑・・「音楽」「Love will Live」
「ともだちになるために」
「With You Smile」
0.
関根先生の「自己紹介ゲーム」?
いきなりでも、楽しいネタが出てくるのがすごい。
先日来たロシアの子も、いきなり言われて、ツェルニーとかベートーベンとか歌の伴奏3曲とか、すぐ弾けていた(もちろん暗譜)。
私も学生の頃、持ち曲(いつでも弾ける曲)を持っていたが、今は限りなく怪しい・・・。
TOSS中学流行の「どこでも模擬授業」もそうだけど、いつでもどこでも「やってみて」って言われたらやれるネタを持っていたい。
さすがTOSS音楽代表!お見事!
1.岩崎先生の英語「自己紹介」?
表情がいい!目が優しい。幸せになれる。声も、発音もいい。
後は、授業の組み立て。
中学は、「書かせなくては」というのがあるが、英会話セミナーのように、とにかく聞く・話す・繰り返す・・・・が、もっともっとほしい。
一つ一つのパーツをもっと小さくする。3つ一度でなくて、一つずつとか。
ダイアログの練習も、先生とみんな。交代して。一人で立って言って座る。教室の右側と左側。お隣同士。相手を変えて・・・。などなど、いろいろな方法があり、その中からいくつか選んで結果的には何回も繰り返している、というのがいい。
簡単でいいからTOSS流で指導案書く。
2.
藍澤先生の国語「だるまちゃんカルタ」
すごい!楽しい!
幼稚園用?のカルタでも本気になる。
しかも、それで日本語のリズムを作らせる。
カルタの絵がヒントになっているのと、国語辞典まで用意されているのが、また、絶妙!
さらに、短歌に発展する。
それが、全部作るのではなくて、半分だけ。
笑点みたいに、楽しい。
作ったカルタ?をシャッフルして読ませたり、友達の短歌で気に入ったのを選ばせたりと、他の人の作品に触れる機会を作るのもうまい。
娘たち、遅れている子への配慮もあった。
選ばれなかった子の作品を、先生が紹介して価値付けをしているのも、さすが。
「取る時は、ハイって言ってね。」とか「岩崎さん、姿勢がいいね。」とか、授業のしつけが、さりげなく、きちんとされているのが心地よい。
3.
藍澤先生の国語「漢詩」
大森塾の模擬授業。これからが本番。
前半80%は、スムーズ。
最後、説明が長くなるのがひっかかった。
スモールステップのお陰で、小中学生もついてきていた。
「大学の授業なのに!」
4.
関根先生の音楽「うみ」
肩たたきが、「七夕」になるの、いいなあ。
最後に「ぱん」って言う、言い方がとっても優しくて、
「たなばた」らしかったです。いや、関根先生らしいのかな?
最初に聞かせるのも、こんな風に肩たたきしながらもできますね。
勉強になりました。
Freezゲーム、楽しいですね!こういうの、大好きです。
中学生、やらないかな?今の2年生の女子なんてやりそう・・。
リトミックなんだ〜って、解説を聞いてやっと気付きました。
(鈍い!)
「うみ」を歌うのも、定番の新曲歌唱で安定してましたね。
5.
西邑の音楽
模擬授業タイプの5分完結、とか7分完結、でなくて、普段の授業の中でHP論文にできそうな所をパーツとして取り出しました。
そのためもあって、大変、無理がありました。
(1)
「Love
will
Live」は、北欧のZENO(ジーノ)というグループの曲。
これが出たのは、もうかれこれ8年ほど前です。
どこを歌っているのか分からなかった、どこをやります、どこを見ましょう、の指示が必要。
あるいは、いきなり楽譜を配るのでなく、黒板に歌う部分だけの歌詞を書いておく。
とのアドバイス、ありがとうございました。
途中、「この部分は、私を見てね。」というのは、ずっと顔が下がっている先生方を見てのアドリブでした。
(2)
初めての曲を手話つきで、隊形も変えて・・なんて欲張りすぎですね。
でも、やってみたおかげで、勉強になりました。
関根先生からの「右手が動作(動き?)を表す」「くっつけると結婚」「一緒は、くっつけないから出会うも?」の情報は、貴重でした。
自分としては、手話を入れると、音楽が豊かになるようで、好きです。
中学生になってリトミックは、なかなか難しいかもしれないけれど、手話ならやってくれそう・・。
自分としては、まだまだ慣れていない分野なので、研究しないといけません。
(3)
音程が下がる子の指導。
ADHDの子の指導もそうですが、役者がいないと模擬授業では難しいですね。
音程を狂わせて歌うのは、至難の業です。
藍澤先生が1オクターブ低く歌ってくださったので、1オクターブ低く歌う子のための指導ができました。
高嶋先生のオートバイの実践です。
「オクターブ」というのが、専門用語だということにも気付きました。
この辺りが、「音楽MLは専門的で分からない」と言われる所以ですね。
音楽MLでも気を付けなくちゃ。
6.
またもや「コテージマム」に振られて、ガストへ。
(今度は、予約しておきますね。)
TOSS音楽シリーズの私の担当巻、関根先生にすっかりお世話になり、申し訳ないです。
よろしくお願いします。
仙台のお話、とっても刺激的でした。
音楽セミナーの中身、真面目に考えなくては!!
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